塾って通った方がいいの?
ぶっちゃけ人によります。
ただ、勉強を教えてくれる先生や勉強と質問が出来る自習室があったり受験情報の手に入りやすさ、教材が揃っていたりとメリットは多くあります。
特に中学受験生、高校受験生、大学受験生、入試問題の形式や合格最低点、偏差値帯、必要科目、滑り止め、入試方法など考えることが多くあります。これらを自分だけで調べて計画を立てることは正直難しい上に膨大な時間が取られてしまいます。
受験生でなくとも、学校の授業の補習やテスト対策、提出物や宿題の確認、通知表など、親御さんが子どもたちの勉強を見るのも大変です。
これらをやってくれて、アドバイスしてくれるのが塾です。
だから、苦手な科目を克服したい、自分で頑張っているけれど結果が出ない、志望校にどうしても合格したい、と思っている生徒は塾の力を借りてみてはどうでしょうか。
高校2年生が受験することになる2025年度(令和7年度)共通テスト。
今までよりも更に大変になります。
まず、国立大を目指す生徒は原則6教科8科目が必要になります。
文系は、外国語、数TA、数UBC、国語、理科1つor理科基礎2つ 地歴公民2つ、情報
理系は、外国語、数TA、数UBC、国語、理科2つ、地歴公民1つ、情報
以上が受験科目になります。
新たに情報が加わりました。
更に国語の現代文の問題数が1問増え、これにより試験時間も90分に。
更に数学の試験時間が数学@とAの試験時間が70分に。そして数学Aでは、数学U、B、Cの内、「数列」「統計的な推測」「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」から3つ選択して解答しなければなりません。
更に社会がややこしく
【地理総合・歴史総合】と【地理総合・地理探究】、【地理総合、日本史探究】と【歴史総合・公共】、【歴史総合、公共】と【公共、倫理】というように重複している科目を選択して受験できないなど制約もあります。
単純に受験科目数が増えた上に問題数も増えます。今までの共通テストより遥かにプレッシャーが大きいです。だからこそ、早め早めに動いていく必要があります。
この秋に高校2年生にやってほしいことがあります。
それは「志望校を決める」ことです。
「いやいや、早すぎんだろ」「まだそんなん考えなくてもいいじゃん」と思っていると対策が遅れてしまいます。
国立理系、国立文系、私立理系、私立文系とで受験科目が違いますし、総合型選抜や指定校推薦、大学独自の受験方式もあります。志望校を決めて、数多い選択肢の中から受験方法、受験科目を絞って計画を立ててオープンキャンパスもどこ行くか決めて…というのを高校3年生になってからでは十分に時間が取れません。「3年生になってからでいいでしょ」「部活引退したら…」と考えていると3年生になった時に忙殺されます。
すでに志望校を決めている高校2年生は受験方式、必要科目、合格最低点など情報を集めて目標に向かって励んでください。
やること多すぎて分からない!という生徒は、受験までやることを明確にして来年の計画を一緒に立てていきましょう。