こんにちは。
個別指導塾ノーバス 県庁前通り校です。
梅雨の季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
梅雨と聞くと、皆様はどんなイメージを持ちますか。もちろん雨だったり、傘だったり、ジメジメしているだったり、はたまた道によく出てくるカタツムリを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。私個人的には、梅雨といえばあじさい、というイメージがあります。というわけで、そんなあじさいを愛でるべく先日栃木市の太平山にある「あじさい坂」を訪れてきました。
「あじさい坂」というのは、大平山山頂にある太平山神社へと続く石造りの長い階段のことを指します。その名の通り、階段の両側に青、ピンク、紫、白など色とりどりのあじさいが咲き誇り、訪れる人たちの目を癒してくれます。私が訪れたときは雨が降っていて、それがまたあじさいと相まって情緒深く感じられ、雨も悪くないものだなあと感心したものでした。
さて、あじさい坂を少し上ると、右手に弁財天へ続く参道が現れます。その参道の両脇には人生の教訓について様々書かれた札がぶら下がっています。その中でとりわけ私の琴線に触れ、はっとさせられるものがあり、以下のように書かれていました。
“生き方には二通りある。奇跡はどこにもないという生き方とすべてが奇跡だという生き方。”
この言葉には様々な解釈の仕方があると思いますが、私は、日々何気なく行っているすべてのこと、例えば、息をしたり、体を動かしたり、何かを見たり聞いたり、そういった当たり前に思えることだけでもとても尊いものであり、それを何不自由なくできるということにまず感謝すべき、といったように解釈しました。私たちは日々の生活の中で、あれもしなくちゃこれもしなくちゃと、とかく何か自分に足りないものばかりに目が行きがちですが、こうした小さな当たり前のこと一つひとつに感謝して生きると、それだけでなんだか心が満たされるような気がして、心穏やかに過ごせそうですよね。
また、「すべてが奇跡だ」という考え方は、人との出会いについてもいえると思います。ご父兄や生徒の皆様をはじめ、日々会うすべての方々との出会いに感謝して、改めて謙虚な気持ちで日々精進していきたい、そんなことを思う一日でした。
あじさい坂のあじさいの見頃は6月下旬から7月上旬とのことなので、まだまだこれから楽しめそうですね。皆様も週末などに行かれてみてはいかがでしょうか。