こんにちは、個別指導塾ノーバスの高木です。
今日は中学2年生向けに、日本の中世史で覚えなければならない重要なポイントを紹介します。中世は日本の歴史の中でも特に興味深い時代であり、学校のテストにもよく出題されます。しっかり覚えて、テスト対策に役立てましょう!
まず覚えておきたいのが、鎌倉幕府の成立です。1185年に源頼朝が平氏を倒し、全国に守護地頭を設置しました。これにより、日本は武士が政治の実権を握る時代に突入します。源頼朝は初代将軍として、全国の武士を統率しました。
1221年、後鳥羽上皇が鎌倉幕府に対して反乱を起こしました。しかし、この反乱は失敗に終わり、幕府の権力がさらに強化されました。この出来事により、朝廷の力は大きく衰えました。
鎌倉幕府の実権は、北条氏が握るようになります。特に北条泰時は、御成敗式目(1232年)を制定し、法治国家の基盤を築きました。御成敗式目は、武士のための法典として非常に重要です。
1274年と1281年に、元(モンゴル帝国)が日本に侵攻しました。これが元寇です。日本は元の大軍を撃退しましたが、この戦いは鎌倉幕府の力が衰えていくきっかけとなります。
1333年、鎌倉幕府は倒れます。年号が覚えやすいので覚えておきましょう。後醍醐天皇が挙兵し、足利尊氏がこれに呼応して鎌倉幕府を倒しました。この後、後醍醐天皇は建武の新政を行いますが、短期間で終わり、室町幕府が成立します。
1336年、足利尊氏が室町幕府を開きました。室町幕府は京都に置かれ、約240年間にわたって続きます。3代将軍の足利義満の時代に幕府の権力が、最も強まりました。
室町幕府成立直後、日本は南北朝時代に突入します。南朝(後醍醐天皇の系統)と北朝(足利氏が立てた天皇の系統)が対立しました。この内戦は1392年、3代将軍の足利義満の時代に南北朝の合一で終結しますが、全国に多くの戦乱をもたらしました。
室町時代の後期には、応仁の乱が起こります。1467年から1477年にかけてのこの内戦は、京都を中心に行われました。応仁の乱を契機に、日本は戦国時代へと突入します。
以上が、中学2年生が覚えておくべき日本の中世史の主なポイントです。
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